2014年05月

2014年05月17日

ボードゲーム未経験者に対して何を勧めるべきか〜傾向と対策〜

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目的
ボードゲーム(いわゆる大人向けのドイツ由来のボードゲームやカードゲーム)を知らない人にボードゲームの魅力を知ってもらい、ボードゲームを一緒に楽しむ仲になること。

本論
最初に結論を言っておきます。
その人が興味の持てるゲームを勧めるのが、正解です。
では、勧める者は何をすべきか。
その人の好みを探ること。そして、好みに合わせてゲームを選ぶことです。

以下の質問をするか、人となりから答えを察してください。

「考えるのは好きか?」
→いいえ
諦めてください。短めの簡単なゲームやパーティゲームには"付き合ってくれる"でしょうが、いわゆるボードゲーマーにはなりません。グイグイいってウザがられないようにしてください。

→はいor好きってほどでもないけど嫌いでもないよ
ボードゲーマーの素質があります。うまいこと機会を作ってください。
麻雀やろうぜとか人狼やろうぜとか謎箱(家でできる脱出ゲーム)やろうぜとか家飲みしようぜとか、何かと抱き合わせにすると機会を作りやすいです。
*機会を作れたからといって無理にボードゲームを出してはなりません。なんとなく皆の同意をとってください。トークが盛り上がっているのを遮ってはなりません。集まる機会は一度ではありませんが、ボードゲームを試してもらえるのは一度切りかもしれません。一番いいタイミングで出しましょう。

さて、ここからはもっと具体的に何を勧めるべきかを判断します。
「カイジは好きか?」
→はい
心の中でガッツポーズをしてください。大抵のカイジ好きはボードゲーム好きです。
「ガイスター」を二人でやりましょう。PS2の「ヨーロピアンゲームコレクション」に付属する「ミニガイスター」であれば喫茶店でもさっと出して遊べるのでオススメです。
ボードゲームの楽しさは面子に大きく依存します。二人用ゲームであれば、50%はそのゲームが大好きな人間なので楽しさが伝わりやすいです。
たっぷり間を取って"ざわざわ"してください。
3人なら「クー」、4人なら「ごきぶりポーカー」「イントリーゲ」がお勧めです。
お金をかけるのはダメです。ゲームの目的は儲けることではなく楽しむことです。何かを賭けるとそこがブレますので、やめた方がいいです。賭けなくても面白いのがボードゲームです。

「理系か文系か?」
→理系
「ハイパーロボット」「ラミーキューブ」です。

→文系
「ワードバスケット」です。

大抵は、遊ぶメンバーに理系の人と文系の人が混ざっているので「ワードバスケット」で遊んだ後「ハイパーロボット」を遊ぶことが多いです。各人の順位が逆転するのが面白いですね。

上に挙げたゲームを遊んだ結果、ボードゲームに好印象を持っているようでしたら、「カタン」「プエルトリコ」「アクワイア」「モダンアート」など60分くらいの名作ボードゲームに挑戦しましょう。60分級ですと、能動的に取り組まないとルールを呑み込めないし楽しむこともできません。
もし、上に挙げたゲームにあまりピンと来ていないようであれば、「ごきぶりポーカー」「ファブフィブ」「ゲシェンク」「ハイソサエティ」「はげたかの餌食」「ダイヤモンド(インカの黄金)」「クー」で遊びましょう。そして、好印象を持っているようでしたら60分級のボードゲームを出しましょう。
何にも琴線に触れないようでしたら諦めてください。

おまけ
もう少しパターンを紹介します。 
「マジックザギャザリングは好きか?」
→はい
「ドミニオン」は勧めやすいですし、とっつきやすくもありますが、お勧めしません。もちろん「ドミニオン」を勧めれば好印象を持ってもらえるでしょうが、「ドミニオン」以外のゲームに繋がりにくいのです。ドミニオンの魅力はTCGのそれであり、ボードゲームの魅力と多少ズレる部分があります。
私は「操り人形」をお勧めします。駆け引きがあり、多人数で遊ぶ意味があり、TCGお得意のユニークカードもある。「操り人形」→「フェレータ」→「プエルトリコ」の道筋も見えます。
「ヴォーパルス」もいいと思います。ドラフト繋がりで「ノートルダム」への道筋も見えます。

「サッカー好きか・・?」
→はい
「ラミーキューブ」です。
オシム監督が愛していたゲームに"似たもの"です。
臨機応変に場札を組み変えて手札を出すというのが、すごくオシムっぽいので納得してもらえます。 
*本当は「カルーキ」です。「ジンラミー」を、4人でやる感じのトランプゲーム。http://www.gamefarm.jp/modules/gamerule/page.php?game=kaluki.html

「デスノートは好きか?」
→はい
大体カイジ好きと被るのでわざわざ言及することもないのですが、「人狼」です。

「ライアーゲームは好きか?」
→はい
多分何出しても大丈夫。ルール聞いて勝ち筋考えるの好きなんでしょ?
密輸ゲームの元になった「手荷物検査」とかやっても逆に物足りないかもね。
 
「お笑いは好きか?」
→はい
「私の世界の見方」です。大喜利なんですが、大喜利が苦手でも出来て、自動的に面白くなります。
ここから60分級に繋げるのは難しいですが。

「俳句は?」
→はい
「Hyke」

「酔ってる?」
→よってらい、ぜんじぇんよってらいよ
「詠み人知らず」

補足
自分が面白いと思うゲームを勧めてください。もし一緒に遊ぶ人の中に経験者がいる場合は、楽しそうにプレイすることをお願いしておいてもいいかもしれません。

他にもいい感じのパターンがあれば教えてください。


ichinenjumirai at 06:24|PermalinkComments(0)コラム 

2014年05月12日

大怪獣コトバモドス紹介③-ルール公開

ゲームマーケット2014春で頒布します「大怪獣コトバモドス」の紹介です。
今回は「コトバモドス」のルールを公開します。下記のリンクをご覧ください。
タイトル
ルール説明書(web用に多少画質を落としてあります)
前回ルール概要で紹介したことと大枠では変わりありませんが、より駆け引きが生まれるようになっている上級ルールや選択ルール、点数のバランスなどを確認できます。
文章では伝わりにくい部分もあるかもしれませんが、ハイパーロボットやウボンゴ、ワードバスケットに通ずるシンプルさを持ったゲームです。

ichinenjumirai at 16:38|PermalinkComments(0)大怪獣コトバモドス 

大怪獣コトバモドス紹介②-ゲーム概要

ゲームマーケット2014春で頒布します「大怪獣コトバモドス」の紹介です。
今回は「コトバモドス」のゲームの概要を説明します。詳しく知りたい方はルールを公開しておりますのでそちらをご覧ください。
タイトル
ゲームは「問題作成」「問題回答」「答え合わせ・得点獲得」の三段階で行われます。

まずは「問題作成」です。
自分の手前にある文字タイルを組み合わせて3つの言葉をつくります。
そして、それらをバラバラにします。
問題作成web
出来ました。これで「問題作成」完了です。(早く作成するとボーナス点がもらえます)
各自作成した問題を最初の言葉が何かわからないように混ぜて、裏返しにして他のプレイヤーに渡します。

次に「問題回答」です。
各プレイヤーは、一斉に受け取った問題を解きます。
問題回答web
「つばめ」、「シジミ」、「運河」
解けました。早く解けたプレイヤーほど多くの点を得ることができます。
他の解き方もあります。 
 問題回答2web
「迂闊」、「シメジ」、「半身」
これでもかまいません。タイルを余すことなく3つの言葉をつくればそれでOKです。

さて、最後に「答え合わせ・得点獲得」です。 
自分が解いた答えと問題作成者が用意した解答が一致していればボーナス点がもらえます。
上記の例ですと、 
「つばめ」、「シジミ」、「運河」は解答と一致しているのでボーナス点がもらえます。
一方、
「迂闊」、「シメジ」、「半身」は解答と一致している答えがありませんので、ボーナス点はもらえません。
問題作成者の癖を読みつつ、より早く言葉を完成させる必要があります。 

ゲームの流れは以上です。
これを繰り返し、最も多くの点数を獲得したプレイヤーの勝利です。 

基本ルールでは作成する言葉は3文字に限定されますが、上級ルールには文字数の制限はありません。 
慣れたら是非上級ルールに挑戦してみてください。難易度の高い問題を時間と戦いながら解くのはやみつきになりますよ。


ichinenjumirai at 02:13|PermalinkComments(0)大怪獣コトバモドス